今日の2時間目、読書祭りが行われました。
主な内容は、1.読書感想画の発表 2.総合委員会の発表 3.講師の先生のお話でした。
まずは、読書感想画の発表です。高学年から順に行いました。
高学年は陸上記録会の練習などと重なり、あまり時間がありませんでしたが、そんな中で頑張って仕上げました。
特に今回は西日本読書感想画の課題図書に取り組み、本を読むのも大変だったようです。
続いて、中・低学年と続きました。それぞれに色とりどりに描かれ、心に残った場面を上手に表現していました。
発表も、しっかりとでき、頑張りが伝わりました。

次に、総合委員会の発表です。1学期は、緑陰読書の際、オリジナルの紙芝居を披露しました。今回は・・・・
ブラックシアターに挑戦です!!
1学期の紙芝居のその後を描いた物語「ホタルの神様~りお姫を助け出せ~」です。
これも完全オリジナル。話作りから、キャラクター設定、キャラクター制作すべてを子ども達を中心に行いました。
制作は試行錯誤で、蛍光塗料を塗っては、
「ちゃんと光るかな?」「ここは何色にしようかな。」など初めての取り組みに楽しみながら行いました。
また、実際にやってみると暗闇の中での操作に、台本が見えなかったり、
キャラの邪魔にならないように動かさないといけなかったりと、大変でした。
そして迎えた本番。見てくれた1・2年生や先生方の反応も上々で、
実際に見ていて大変鮮やかな発色で感動でした!
見ていた方も披露した方も大変大満足でした。

最後に講師の先生のお話です。
今回は曽於の語り部集団「祝子(はふりこ)」で活躍されている方に来ていただき、話をしてもらいました。
まずは導入として「カニ ツンツン (子どものとも傑作集)」(著:金関 寿夫 絵:元永 定正 福音館書店)をみんなで読みました。
この本だけで、楽しく、わくわくした気持ちになり、本の世界へと引き込まれてしまいました。
続いて、「お話のろうそく」が灯ると、いよいよ語りのスタートです。
ろうそくの灯りのもと、幻想的でいつもとちがう雰囲気にのみこまれているか中で、淀みなくどことなくリズミカルで、聴いていてさらに引き込まれる語り口調で、子ども達の心はすでに物語の中。
短い話をいくつかしてもらうと、まだまだ聴きたい!という思いになりました。
短い時間でしたが、本当に『本』というか『話の世界』へ入ってしまったような感覚になりました。
普段の読み聞かせとは、また違った迫力が『語り』にはありました。
最後に、たくさんの本を紹介していただきました。その本にも子ども達は興味津々で、終わった後に、みんなで広げてみました。

一生懸命に本を見ている一人の子に「あれ、読書そんなに好きじゃなかったんじゃないの?」と聞いてみると、
「最近、頑張ってるんですよ!」という答えが。「ってことは、読書が好きになってきたってこと?」とさらに聞いてみると「はい!」とさらに答えてくれました。
聴きたい一言が、こんなところで聴けるとは!!とうれしくなりました。
そして、もっとその気持ちを大きく、広げていきたいなっと思いました。
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今回の読書祭りを通して、また本の楽しさに少しでも気付いたのではないでしょうか。
本は「心の栄養」なんて言われますが、単純に
楽しい!そして、本が好きだ!本を読みたい!と少しでも、思ってくれるとうれしいですね。
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※1学期の紙芝居&今回のブラックシアターは、11月29日(日)のすがむた祭りで披露の予定です!!
ぜひぜひ見に来てください!!子ども達の頑張りが伝わります!!!