先週・今週と小学生が事件や事故に巻き込まれるという事例がありました。
一つは,全国的にもニュースになった和歌山県での事件。
もう一つは,同じ鹿児島県内で起きた交通事故。
子どもたちに聞くと,「ニュースで見ました。」「お母さんが言っていました。」と家庭でも話題になったようです。
学校側としても,話をして注意を促すことはもちろんのこと,職員間でも共通理解を図り,事前防止・危機管理を徹底していきたいと話しました。
特に,事故の件では,今回の事故の起きた現場と似た,信号機のない見通しの良い横断歩道が学校の正門前にあります。
ほとんどの児童がそこを通り,登下校をしています。車通りも少ないとは言い難いです。
また,登校中は朝日が,下校中には夕陽がちょうど右からの運転手の視界を遮るように照らしています。
さらに,登下校中には横断歩道のない場所を渡らないといけない児童もいます。
ですので,今日の帰りにみんなでその横断歩道の前に集まり,話をしました。
何事も他人事ではなく,今回の事件・事故を受け,いざ・もしもということを考え,自分の命は自分で守れるよう気をつけていきたいです。
「~だから大丈夫。」「~だから,止まるだろう」ではなく,「~かもしれないから気をつけよう。」「~かもしれないから待っておこう」という意識をもてるよう,子どもたちとも話し続けていきたいです。